塗料について説明します。

 塗装工事を行う際に注意しなければいけないのが塗料です。しかし、一般の人にはよく分かりませんよね。 そこで、創業以来29年以上この道一筋の七福リフォームが、はじめての方でも分かりやすく説明をいたしましょう♪

1.「下塗り塗料」は壁材に合わせて、分類されます。

 塗料には、大きく分けて2種類の塗料があります。『下塗用塗料』と『仕上げ塗り用塗料』です。 下塗り用の塗料とは、読んで字のごとく「下塗り」のための塗料です。「3度塗り」という工程の中で1番最初に活用する塗料です。  ところが、一概に「下塗り」と言っても、いろいろな壁材がありますので、それぞれに合わせた「下塗り用塗料」があるのです。そして、その上、痛み具合に合わせても若干、使い分けたりします。

・サイディング壁

 外壁に張る仕上げ用の板材のことを「サイディング」や「サイディングボード」といいます。 一般的な戸建て住宅に使用しており、最近では最も多いのがサイディングボードです。 一般的な施工方法としては、サイディングの継ぎ目のコーキングは必ず撤去し、新規打ち変えた後に浸透性の下塗り材を塗ります。

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・モルタル壁

「セメント・砂・水」を練り合わせた壁をモルタル壁と言います。 特徴しては、モルタルは不燃性の物質で作られているため、かなり火に強い性質がありますが、 硬くて頑丈な分、力が加わると他外壁材に比べ、ひび割れが生じやすいです。 下塗り塗料には、クラックを埋めるために微弾性フィラーで塗装します。職人の技術力によって仕上りが左右されるので、信頼できる塗装店に頼みましょう。

モルタル壁。築40年程度のお家に多いですね。

・ALC壁

 ALCとは軽量気泡コンクリートのことでコンクリートの一種です。 軽量で気泡が入っているため、断熱効果が高く、音の出入りを気泡が防ぐため遮音性にも優れていることが特徴です。 塗装をする際には防水性の高い塗料を選択し、外壁表面を水から保護することが大切です。

・木の壁

 木部の塗装では、ケレン(下地調整)や目粗しなどの下地処理作業が重要です。 ケレン作業をしてから木部専用の下塗り材で塗装を行います。

・トタン・ガルバニウムの壁

 金属サイディングとは、スチールなどを使用した金属製のサイディング素材のことです。 腐食や耐久性に強いという特徴があり、他の外壁材と比べて断熱材一体型の金属サイディングは断熱効果に優れていると言われています。 一般的な施工法としては、 サビをしっかりと落としたのち(ケレン作業)下塗り作業を行います。 一般的にはエポキシ系の錆止めを塗装した後に仕上げ塗りを行います。

・コロニアル屋根

 軽い屋根で有名なコロニアル屋根が痛んできた場合には、原則、浸透造膜プライマーを使用します。 ただし、コロニアル屋根は、メンテナンスをしていない場合、寿命が20年弱とも言われているため、お家のためには葺き替えをしたほうが良いケースもあります。 (日差しがよくあたる地域等では特に痛みが早いです)

2.「仕上げ塗料」は「耐候性」と「機能ごと」に分類されます。

 「仕上げ塗料」は「耐候性」(どれくらいの長持ちを期待するか?)と「機能」(断熱・光沢・等)で分類されいますので、順番に見ていきましょう。

無機ハイブリッド塗料

 一番長持ちすると言われている塗料は「無機ハイブリッド塗料」というものです。無機とは石のような無機物を指していますが、ゴムと石を比べてたら、石のほうが硬いのはおわかりいただけますよね。そのようなイメージから、現在では「無機ハイブリッド塗料」が一番長持ちすると言われています。各塗料メーカー耐候性として20年前後を提示しており、施工店の保証制度でも15年前後が提示されています。

 ただし、この無機ハイブリッド塗料で施工する方々は、現時点では全体の10%前後。費用面がお高いこと等が挙げられますし、たとえ20年間長持ちしても、デザインは変えたくなるからだと思います。

フッソ系塗料

 次はフッソ系塗料です。「フッソ系塗料」は、昔のアクリル系塗料の3〜4倍程度の耐候性があり、塗料の中で一番長持ちすると言われていました。要するには、フッソ系の化学結合(蛍石)のほうがアクリル結合や、シリコン樹脂のシロキサン結合よりも強いため壊れにくい、だから塗膜が長持ちするという方程式になります。

 お選びいただくお客様は、市場全体(日本建築塗装職人の会調べ2020年4月現在)でも10〜15%前後となっております。

シリコン塗料

 いわずと知れた人気塗料がシリコン塗料です。塗装業界でも全体の70%程度はいまだにシリコン塗料が現状であり、七福リフォームでも、シリコン塗料をお選びいただくお客様が多いのが現状です。

 特にシリコン塗料の人気は、シリコン系樹脂という安定的な性質の樹脂が特徴であること、適度な耐候性やつや光沢感が高級感があるということ。予算もお手頃であることなどから根強い人気です。

 また、最近のデザイン塗装の流れでも、次の塗替えを期待する反面コストを抑える意味でもシリコン系塗料をお選びになるお客様が増えています。

断熱塗料

 そして、断熱塗料です。効果としては、屋根・壁に塗装することで、夏には5-7度前後温度が下がり、冬も魔法瓶のような効果でお家の中が暖まると言われていますが、まさにその通りになります。

 費用面はフッソ系塗料クラス以上になるため、高級塗料クラスに属しますが、体感できる塗料ですので良い塗料で施工してもらった感は満載です。

 また、断熱塗料の効果は色彩でも変わります。つまり、淡い色合いのほうが太陽の日差しを反射する断熱効果が発揮されますので、断熱塗料用のデザイン塗装も重要な点になりますね。

 以上が塗料のご説明となります。

 ただ、言えることは、「塗料」は料理で言うと「食材・材料」のようなものです。いくら良い「食材」を扱ったとしても、腕が悪いコックさんでは美味しい料理はできませんよね。一方で、仮に「一般的な食材」でも、腕の良いコックさんが扱えば、一流の料理が出来上がりますよね。
 腕が良いか悪いかは、天性の感覚もありますが、やはり、コックも塗装技術者も原点は経験が大事
だと思います。

 ですから、塗料については大枠をご理解していただくことができたら、あとは、創業以来29年以上の私たち七福リフォームに安心してお任せくださいね。

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